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シェラカップの収集がやめられなくなったのは、snow peakのせいかもしれない。ステンレスのE-103、チタンのE-104が基本になるが、ロゴが大文字になっている「旧ロゴ」モデルがあったり、ハンドルの形状、目盛りの有無など、探せば探すほどにバリエーションが見つかる。コンプリートしたと思ったらまだあったよ、という繰り返しで、ずっぽりと沼から抜け出せなくなっていたというわけだ。
基本的には、ロゴは大文字から小文字へ、ハンドルはナローからワイドへ、目盛りは無から有へ、移り変わっていくわけだが、こういう系統進化からはずれるものも見つかったりして、コンプリートまでの道のりは長い。例えば、*Tohruさんの『スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営』のP.15に、ロゴが小文字なのにハンドルがナローというイレギュラーものが載っている。これを見つけた時は、暫く興奮が収まらなかったことを覚えている。(これは、数年後にようやく発見、捕獲した。 https://sierra.stars.ne.jp/wp/item/8474/ )
コンプリートを目指すため、古いカタログも集めて細かく確認したのだが、そもそもカタログ掲載の写真があやしい。試作品の写真でも載せているのだろうか、イレギュラーのオンパレードである。ということで、結局、存在するかどうかも分からないものを、今でも探し続けているのである。